この記事を読むと、FIREして後悔していることが分かります。結論から申し上げますと後悔はありません。あるとすれば、もっと早く会社を辞めればよかったということです。
会社は私たち従業員を守ってくれない
私は自己紹介でも書きましたが、とても職場環境は劣悪でした。中堅社員のほとんどは会社を辞めてしまっていて、残っているのは、新入社員などの若手と定年間際の方ばかりでした。
ハラスメントが横行していて、会社がグルとなり、いじめが当たり前でした。
当時はセクハラの法律はなんとかありましたが、パワハラの法律はなく、人事の役員の人から、「君は法律をもっと勉強した方がいいよ。」などと嫌味を言われたりもしました。
どうしてそんなに職場環境が劣悪なのに早く会社を辞めなかったかと言うと、異動ばかりしていたので、会社を辞めても次に転職するためのスキルが身についていなかったことと、給料が下がってしまうためです。
給料が下がるとはどういうことなのか
給料が下がってしまうというのは、私の病気の影響で、一般の求人で申し込むことは体調の面からなかなか出来ないだろうと考えていました。そして、営業職など未経験でも採用される可能性のある職種は障害の影響から向いていないだろうと思っていました。なので、私にできることは、自分がやってきたコーポレートの仕事、そして、合理的配慮をしてくれる働き方となります。そうなると、障害者雇用で働くとなり、障害者雇用では給料も下がってしまうのです。
もし、転職したとしてもまた、同じようなハラスメントが横行しているような会社だったらどうしようとか、完璧な会社はない、など考えたりしていたら、転職することを躊躇するようになっていました。
ただ、今は私が働いていた時とは違い、障害者でも給料は高く設定されているところや、健常者と同じ仕事内容で健常者と同じに昇給していく会社も多くあると思います。
今だから言えること
今だからですが、やはり、早く会社を辞めるべきでした。私はFIREやセミリタイアをぼんやりと目標にしていましたが、会社を辞めてからも前職と同じくらいにお金を稼げる職業や方法は探せばあると思います。
また、資産運用にもっと早く目覚めていれば、選択肢は違ったものになっていたでしょう。
FIREするのに最低限の金額は3,000万円、5,000万円あればかなり楽
それでも低資金FIREはおすすめしません
FIREするのに低資金でFIREすることはおすすめしないと記事を書きましたが、今でもその考えは変わっていません。やはり、FIREするには、3,000万円は必要だと思います。また、3,000万円の場合は、実家で生活をするとか、地方や郊外に安い戸建てを買うなど、住居費を抑える必要があると思います。
私はまだ、5,000万円まで資産が達していませんが、5,000万円あれば、かなり楽になる印象です。
なぜかと言うと3,000万円と5,000万円では資産の増え方が違うからです。
FIRE生活では生活費を資産運用資金で捻出する必要があるかと思いますが、5,000万円あれば、生活費を資産からおろしたとしても資産増加のスピードは早くなります。3,000万円だと、資産増加スピードがやっぱりゆっくりなんですよね。
5,000万円まで達していないときの対応策
対応策としては、5,000万円で完全FIREをすることを目指し、資産が3,000万円~5,000万円までは、何かゆるく働くとか自分の好きな仕事をするサイドFIREするのがいいかもしれません。
できるだけ早く5,000万円まで到達することがとても重要だと思います。
欲を言えばFIRE生活に必要な稼ぐ力
お金が欲しくなった時に、お金を稼ぐことができるととてもいいです。 FIREしていて時間も会社員時代よりもあるはずなので、働きたいときにサクッと働いて、お小遣いを稼ぐことができれば最高なのです。
そのため、何か手に職を持っているとか、在宅で仕事を請負うことができるスキルがあるとか、そういうものがあれば、とても充実したFIRE生活が送れると思います。
やっぱり、人生何が起こるか分かりません。もちろん、FIREを失敗してしまうなどの悪いリスクばかりではなく、いいリスクも沢山あります。
新しく子供が産まれるとか、やりたい趣味が見つかるとかでそれにお金がかかるとか色々考えられます。
まとめ
冒頭でも述べましたが、FIREして後悔していることは現時点ではありません。あるとすれば、もっと早く会社を辞めればよかったということです。
人生の可能性は無限大です。節約をしてFIREしていても、ストレスを感じず、それはそれで幸せかもしれませんが、さらにやりたいことや満足のいくことを目指していけば、必然とお金がかかるものです。私はそう思います。なので、現状に満足することなく、稼ぐ力をつけることは大きな意味があると思います。
FIREした後もお金が欲しいです。 稼ぐ力が欲しいのです。
最後までご覧いただきありがとうございました。