統合失調症の人への接し方(プライベート編)

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統合失調症当事者の管理人ポテトサラダが自分自身の病気を思い起こし、統合失調症の人への接し方について考えていきます。

目次

統合失調症の人は病識がないと言われている

特にこれといった接し方というものはないと思います。

えっ!? ないの?と思われるかもしれませんが、統合失調症を患っていると分かったら、優しく接していただければ嬉しいです。

認知機能障害というものがあり、健常者のように対応できないこともありますが、暖かく見守っていただけますと幸いです。

統合失調症患者の人は病識がない人が多いと言われます。そのため、障害者とか病気があるので可哀そうみたいな形で接してこられると、逆に病気を意識してしまい辛くなってしまいます。

また、病気について過去を振り返る中で、自分が認識していた辛い出来事が実は病気が原因だったと理解でき、苦痛から解放されることもあります。

ポテトサラダ

私は、自分自身の過去の病状について振り返ることは苦痛と感じることがあります。
そのため、あまり病気やそれにまつわる辛い体験などは根掘り葉掘り聞かないでいただけると嬉しいです。

コミュニケーション能力は落ちる

会話を盛り上げたり、話題を提供したりすることは苦手ですが、話を振ってくれたりすると会話に参加できます。逆に、話の中心になり、場の雰囲気を作っていくというようなことは出来ないかもしれません。

突発的な対応も苦手な傾向があります。歌を歌うなどあらかじめ覚えている内容を反復する行動などは出来ますが、アドリブで対応することは苦手です。

これは例となるか分かりませんが、ナンパなど知らない人に声をかけることなども苦手です。友達が居酒屋の店員の人やクラブでナンパしても同じようには出来ません。

人間関係が苦手

私の場合は、人間関係を築くことが好きです。しかし、残念ながら、人間関係を築くのが苦手です。

人と話すときに、あまり打ち解けていない人などは少し緊張するかもしれません。

そして、自分の気持ちや態度を伝えることが苦手です。メールや文章、LINEで伝えるなど工夫をする必要があるかもしれません。

ストレスに弱い

スポーツなどのストレスやプレッシャーにも弱い傾向があります。試合や大会などではプレッシャーに押しつぶされそうになるかもしれません。逆に、個人で自分のペースでコツコツ行うのは難なく出来ます。

ストレスに弱いという話では、失恋などの大きなショックを受けると病気が再発してしまうケースもあるそうです。

ポテトサラダ

私は浪人した時の大きなストレスで統合失調症が発症したのではないかと推測しています。当時は、メンタルヘルスについても知識もなく、陽性症状が出ていなかったので、精神科に掛からず今となっては分からずじまいです。

体力がなくすぐ疲れてしまう

皆が同じように遊んでいたり、行動していたとしても、ちょっと人より疲れてしまうことがあると思います。

本人はこまめに休憩をとるなどして体調管理に気を付けると思いますが、あぁ、ちょっと疲れやすいんだなくらいに思っていただけると嬉しいです。

こんな症状が出たら注意が必要です

統合失調症のお友達に幻覚・幻聴・妄想の症状が出ていたら、病気の陽性症状かもしれないので注意が必要です。精神科の先生に相談してください。

例えば、こんな症状が出ていたら病気が再発しているのかもしれません。

  • ありもしない何かから狙われていると言ってくる。
  • あそこにいる人がこっちを見ていて狙ってくる。
  • すれ違いざまの人に殺すぞと言われる。
  • 自分の匂いが気になって仕方ない。など

また、あまりに意欲が減退していることに気づいたときなどももしかしたら、陰性症状と言われる病気の症状かもしれませんので、精神科の先生に相談することをお勧めします。

まとめ

統合失調症は精神病の中でも重い部類に入る病気です。そして、約100人に1人が罹患する珍しくない病気です。

しかし、今は昔と違い、薬を飲んで治療を行っていれば、普通に生活を送ることが出来ます。ぜひ、相手が統合失調症と分かったら、ちょっと人間関係が苦手なんだな、突発的な対応が苦手なんだなくらいに思って、優しく接していただければ嬉しいです。

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