この記事を読むとFIREするのに月どのくらい生活費が必要なのかがおおよそ分かります。また、完全にFIREして4%ルールで生活するためには、いくら貯める必要があるかもおおよそ分かります。
生活費について
私は実家でFIREをしているため、生活費はあまりかかっていません。そして食費も出してもらっています。 もし、実家でFIREをしていなければ、私は少し働くサイドFIREやバリスタFIREでなければ、生活を維持することができないでしょう。
生活費の公開
食費
食費はかかっていません。予定では30,000円家に入れる予定でした。
水道光熱費
水道光熱費はかかっていません。親が払ってくれています。特に折半とかはしていません。
携帯代
キャリアの家族割りで1,500円くらいです。以前はahamoにしていたので、半額近くになりました。ahamoでも3,000円くらいなので安いですが、キャリアの見直しでさらに安くなりました。
交通費、交際費
交通費は3,000円くらいです。交際費は5,000円くらいです。
国民健康保険、国民年金
国民健康保険は非課税世帯なので1,700円くらいです。国民年金は16,520円です。
理美容費、被服費、医療費、書籍、雑費
個人によって変動する費用です。
理美容費は1,000円くらい。被服費は3,000円くらい。医療費は3,000円くらい。書籍は5,000円くらい。雑費1,000円くらいです。
サブスク
サブスクは9,500円くらいです。AmazonプライムとかU-NEXTなどに入っています。MicrosoftのOffice月額利用料や海外旅行に行くために見栄を張ったプラチナカードなども持っています。
ここは改善できる余地は大いにあると思っています。利用状況などを見極めて、余計なサブスクは解約する方向で進めていきたいです。
積立投資(ideco、新NISA)
idecoは5,000円ずつ積立てています。生活にゆとりがなくなったら、idecoの積立は辞める予定にしています。
また、新NISAも30万円ずつ毎月積立をする予定です。現在は、積立投資枠で10万円、成長投資枠で個別株を240万円ほど買っているので、来年度からは成長投資枠はインデックスの積立に変更する予定です。
旅費積立、その他積立
旅費積立やその他積立で34,000円を見積もっています。その他はPC、スマホ、タブレット、ガジェット、電化製品です。
合計
私の生活費の合計は90,000円くらいです。正確には89,000円ちょっとです。
しかし、スポーツジムに通うようになったり、飼っているペットの医療費を見積もったりすると100,000円くらいにはなってしまいます。現在は、スポーツジムに通っていませんし、ペットの医療費は両親が見積もっています。
1人暮らしの生活費パターン
しかし、誰もが全員、実家に帰って親元でFIRE生活ができるわけではないと思います。そこで1人暮らしで生活するパターンを私なりに考えてみました。
食費
食費は40,000円くらいです。
物価が高騰しているので、本当は30,000円としたいところですが、40,000円としました。
水道光熱費
水道光熱費は15,000円。
こちらも価格が高騰しているので、10,000円としたいところですが、15,000円にしました。
携帯代
携帯代は月の利用容量が110Gになるahamo大盛りで4,950円にしました。これで、マンションに光回線を引く必要がなくなります。もちろん、ゲーマーの人などは利用制限なしの光回線を引く必要があるかもしれません。
交通費、交際費
1人暮らしになると移動や交流が増えると思いますので、交通費は5,000円くらい、交際費は10,000円くらいを予定します。
国民健康保険、国民年金
国民健康保険は非課税世帯と考えて1,700円くらいです。国民年金は16,520円です。
理美容費、被服費、医療費、書籍、雑費
個人によって変動する費用です。
理美容費は1,000円くらい。被服費は3,000円くらい。医療費は3,000円くらい。書籍は5,000円くらい。雑費1,000円くらいです。
この辺は個人差があると思いますので、自分の予算を計算してみてください。
サブスク
サブスクは私が9,500円くらいなので、9,500円くらいとします。
全くサブスクに入らない人もいると思いますので、ここも自分の予算を計算してみてください。
積立投資(ideco、新NISA)
idecoの最低積立金額が5,000円なので私は5,000円で積立てていますが、自分の予算を計算してみてください。
一応、5,000円としておきます。
新NISAも月30万円の積立とします。しかし、ここは全部埋めるとなると1,800万円と高額なのと、今持っている株を売り、新NISAに積立てをするのが現実的になると思いますので、計算には入れないでおきます。
旅費積立、その他積立
そしてここに旅費や携帯、PC、タブレット、ガジェット、電化製品の買換えの積立などが加わってくると思います。 ここも沢山旅行に行きたい人や、旅行に行かなくてもいい人などで個人差があると思いますので、各自計算してみてください。
一応私と同じ34,000円としておきます。
家賃
そして1人暮らしには大きな出費である家賃があります。
家賃は地方に住むとして50,000円としておきます。都心に住む場合は80,000円くらいとしておきます。地方の場合は、車に乗ってしまうとさらに支出がかさんでしまうため、駅近に物件を借り、車は乗らないこととします。
私の経験からですが、FIREした後であれば、家賃はあまりケチらない方がいいかと思います。と言いますのもFIRE後であれば、賃貸がなかなか借りにくくなる可能性があるからです。 無職の人は社会的信用がないため、住居を借りづらいです。
そのため、現在、会社員の人は退職と同時に今住んでいる住居を解約して、FIREしてから新しく住居を借りようとかは考えない方がよいかと思います。
また、便利なところに住むとか、小綺麗なところに住むとか住居にはそれなりにお金を使ったほうが、生活の質は上がり、満足度は上がると思います。
会社員であるうちに、FIRE後に生活する場所へ引っ越しすることをお勧めします。
合計
地方に住む場合は204,670円くらい。都心に住む場合は234,670円くらいです。
4%ルール
FIRE業界では馴染みの深い4%ルールですが、私の場合、idecoや新NISAを除いた運用資産が約3,000万円あり、生活費を約120万円と見積もっています。
もちろん私の場合、両親が亡くなってしまっては成り立たないFIREになりますので、両親が亡くなるまでに資産を増やしていくか今の完全なFIREからサイドFIREの形に変更するなどする必要があります。
しかし、FIREしたブログやYoutubeを開設している人で、4%ルールで生活している人はいない印象です。 皆さん、それぞれ生活費を4%以下に抑えたり、ブログやYoutubeでの収入があったりと生活基盤は盤石な人が多い印象です。
そのため、4%よりも保守的に考えてFIREしている人が多いのですが、地方に住む場合のケースでは4%ルールで完全なFIREで生活するには、61,401,000円、都心に住む場合では70,401,000円が必要となります。
もう少し倹約をする場合でも、やはり完全にFIREをしようとすると5,000万円は必要になりそうです。
まとめ
私の計算では、完全にFIREをするとなると1人暮らしの場合、最低でも5,000万円、おおよそ6,000万円~7,000万円くらい必要になります。しかし、6,000万円~7,000万円を貯めるのはなかなか時間が掛かってしまいます。
そのため、私のように実家に住めるのであれば、実家に住むことやサイドFIREが現実的なのではないでしょうか。
もちろん6,000万円~7,000万円貯められる人や仕事が辛くなく、そこまで待てる人はそこまで貯めてから会社を辞めるのも手だと思います。
FIREする前には、自分のFIRE後に実現したいことを明確にしつつ、生活費を予想することがとても重要だと思います。自分の未来を予想しつつFIREの生活費を計算してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。