【体験記】国家公務員障害者採用試験

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コロナ禍になる前に、国家公務員試験の障害者採用試験を受験したことがありますので、その体験記を書きたいと思います。国家公務員になりたい人の参考になればいいなと思います。

目次

説明会実施

これを書くと受験した年度がばれてしまうと思うのですが、私が受験した時は、大量の国家公務員を採用する年でした。要するに、国家公務員が障害者採用数を水増ししていたことが世間にばれてしまった年度です。その後、国家公務員試験の障害者採用についての合同説明会が都内で行われました。

かなり大勢の人が合同説明会参加していて、国家公務員になりたい障害者はとても多いのだと感じました。 もちろん、説明会に参加したことが採用に有利になることはないと思いますが、面接の際に、説明会に参加して理解が深まった。説明担当の人が親切だったので、受験を考えた。などと言うのもありなのではないかと思いました。

一次試験

筆記試験と作文でした。筆記試験は高校卒業程度の国語、数学、英語の3科目で、作文は公務員の仕事に関する内容が出題されたと思います。

大学を卒業している人であればそこまで難しくない内容ではなかったと思います。そのため一次試験用の対策は不要だと思いました。 もし、対策をするならば、高校卒業程度の公務員試験の過去問を解いたらいいのではないかと思います。

作文についても対策は不要だと思います。個人的な感想ですが、それほど難しくない内容でした。と言いますのは論文を書くというより、自分はどう思うか、どう考えるかというもので、題材について自由に書いてよかったためです。

二次試験

本番は二次試験の面接からですが、私は早々に二次試験で不採用になってしまいました。

二次試験では、何件か面接試験を受けたのですが、どこを受けたか記載すると、あまりにリアルすぎるので、少しぼかしながら、こういうような質問されましたという形で書いていこうと思います。

  • 自己紹介を1分くらいでしてください。
  • 志望動機を教えてください。
  • 今勤めている会社を退職する理由は何ですか。
  • どういう障害特性がありますか。
  • どういう配慮が必要ですか。
  • 年下の人が先輩になることもあるけれど大丈夫ですか。
  • 最後に何か質問はありますか。

というような内容でした。当たり障りのない質問だったと思います。

特に障害特性はどういうものがありますか。というところと、どういう合理的配慮が必要ですか。というところについては面接官の人はすごく一生懸命聞いていて、メモも一生懸命取っていました。これは、障害者採用特有のものだと思います。そのため、ここをしっかり答えることが出来なければ、面接官の方も採用に踏み切れないのだなと面接下手な私でもはっきりと分かりました。

その場で不合格が伝えられた試験もありましたし、後日履歴書が戻ってきた試験もありました。

二次試験を受けての感想

どうすれば、合格するのかは分からないのですが、私は、志望動機をあまりうまく考えていかなかったためか、志望動機の質問に答えている最中に、面接官の人に時計を見られてしまいました。

退職理由についても、公務員の求人募集の給与見た? 今勤めている会社より給料全然落ちるよ。などと言われました。退職理由は職場の雰囲気が悪いとか伝えましたが、面接官の人にはあまり、理解がされなかったようでした。これも私の説明力不足です。

また、出世意欲がありますとか前向きに仕事に全力で取り組みます。などと言ったりしましたが、昇格は実力主義だけど、本当に優秀な人しか給料は上がっていかないよというようなことも言われ、一生懸命働きたい人にとってはミスマッチのような気がしました。

これはあくまで私が感じたことですが、障害者雇用で求めている障害者は、上昇志向のある人ではないような気がしました。 民間企業の方が、障害者雇用については進んでいると私は感じました。

まとめ

国家公務員試験の障害者採用の体験記は以上となります。思った以上に、国家公務員になりたい障害者の人が多くて、私のような準備不足の受験者では歯が立ちませんでした。

二次面接で最後に質問はありますか。という場面で私は、働くうえで大変なことはありますか?と質問しました。面接官の方は、丁寧に、働く時間が多くて大変だと答えてくれました。おそらく当時は働き方改革も今ほどまだ進んでいなくて、残業が本当に多くて大変なところなんだと思います。

そういう意味では、民間企業の方が、残業なしなど、障害の合理的配慮を得られやすいんだろうなと私は思いました。

民間企業への就職・転職サポートの紹介

国家公務員もいいですが、上記で書いた理由から、民間企業への転職も選択肢に入ってくると思います。おすすめの転職サイトは以下になりますので、紹介をしたいと思います。

転職サイト

アットジーピー

国内最大級の求人数があります。無料で登録できるので、障害者雇用での転職を考えていたり、転職の情報が欲しい人は登録必須のサービスだと思います。スカウトシステムなど登録しないと使えないシステムもあるため、登録してみてください。登録後、エージェントに頼むこともできます。 ※エージェントからは非公開求人の紹介を受けることもできます。

\  障害者転職業界No.1 求人数 /

障害者雇用バンク

旧エラビバという名前でサービスを展開していた障害者雇用バンクです。ハローワークの求人から非公開求人まで多くの求人数があります。特に、関東や大阪圏の求人に強い印象があります。また、割と若年層への転職に強いと評判があります。20代、30代、40代前半くらいまでの人は登録してみてください。もちろんそれ以上の人もサポートを受けることは可能です。

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転職エージェント

dodaチャレンジ

とても親身になって相談に乗ってくれました。コロナ禍だったため、電話での職歴や障害特性、配慮についてのヒヤリングとなりましたが、障害についての理解や退職したい理由などしっかりと聞いてくれました。 私が掲げた希望年収が300万円以上だったため、なかなか求人数がなく、10件~12件くらいしか紹介できないと言われました。契約社員でも可能と伝えていました。条件が合わずに断った後も、丁寧にメール返信してくれました。 自分の市場価値を見るうえでも活用してもよいと思いますので、登録してみてはいかがでしょうか。

\ 全国対応可/

ランスタッド

高収入な求人を扱っている転職サービスのイメージがあります。 私は休職中に利用したため、ランスタッドの転職基準に満たなかったため、転職エージェントからのサポートをお願いすることはなかったのですが、通常であれば、しっかりしたサポートが受けられると思います。どのエージェントを利用しようか迷ってる場合には、ランスタッドを利用してはいかがでしょうか。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

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